3.幹線水路を流れる水の量

 流れる水の量は水田に利用する夏がいちばん多く、1秒間に約14,000リットル(ドラム缶70杯分)の水が流れています。これは吉野川の北側にもう一つ大きな川が流れているようなものです。ちなみに冬の吉野川を流れる水の量は、阿波市阿波町付近で1秒間に約30,000リットルですから、吉野川北岸用水に流れる水の量がどれほど多いか想像がつくでしょう。