『北岸用水探検隊2024』土地改良施設見学会

日付 令和6年 7月 5日(金)
参加者 脇町小学校 4年生児童41名
      教職員 3名
見学施設 中央管理所
野村谷チェック工

 脇町小学校の4年生児童を対象に、吉野川北岸用水の施設見学会を行いました。
『田んぼの水はどこから来るの?』をテーマに、農業用水に関するクイズや生き物の紹介などを絡めて、吉野川北岸用水の概要説明を行い理解を深めていただきました。
 また実際に一部の施設を見学してもらい、施設の機能や水の勢いなどを間近で体験してもらいました。

脇町小学校>>>中央管理所

 バスに揺られて15分で、吉野川北岸土地改良区の事務所に到着しました。國安常務理事からの挨拶後に、吉野川北岸用水の概要説明がスタート。農業用水がどこから来てどう田んぼに水が入っていくのかや、水を管理するための施設などをクイズや動画を絡めながら、皆さんに紹介しました。
 概要説明終了後、2組に分かれて中央管理所にある『水管理システム』と、吉野川北岸用水やその近くに生息する生き物の紹介を交互に行いました。

 児童の皆さんも先生方も、普段見ることの出来ない機械や情報に驚かれたり、児童の皆さんは真剣に説明を聞いて、ちょっとした疑問などでも職員に質問をされていました。

中央管理所>>>野村谷チェック工

 中央管理所での説明が終わり、今度は美馬市脇町にある『野村谷チェック工』でチェック工と、併設されている分水工やポンプ場の役割について、職員の説明を受けながら施設を間近で見学しました。
 勢いよく流れる水の量に圧倒されつつも、農業には大量の水が必要であることや、大量の水を見えないところで管理している人たちがいることを学んでいただけたかと思います。

 分水工では、実際にバルブを操作して、農業用水が幹線水路から支線水路へ流れる順番を確認しながら、開水路に流れる水に触れてもらいました。水の冷たさが、真夏日の熱気を払って、野山に歓声がこだましました。

 脇町小学校の皆さん、暑い中参加していただきまして、ありがとうございました!今回の施設見学が、皆さんにとって有意義な時間になったのであれば、この上なく幸いです。